月: 2020年4月

【書評】村上春樹「猫を棄てる」父親について語るとき 書評

【書評】村上春樹「猫を棄てる」父親について語るとき

本書は、村上春樹さんが小学校低学年の頃に父親と海岸へ猫を捨てに行ったときのエピソード(当時は猫に避妊手術を受けさせる発想もなく、猫を棄てることはそれほど後ろめたいことではなかった)から始まります。猫を棄てに行ったエピソード自体は、父について語るためのリードであり、本書のメインテーマは、父を媒介とした…
【書評】やり抜く人の9つの習慣 書評

【書評】やり抜く人の9つの習慣

成功するためには、「才能」が必要なのか?誰もが達成できるわけではないような高い目標だけではなく、「禁煙」「ダイエット」「運動」「学習」に、なぜ多くの人は挫折してしまうのか?何十年にもわたる心理学の研究結果から、高い目標を達成した人は、「才能」によって成功したのではなく、「ある種の思考や行動」によって…
【ピンチ!】パソコン画面が超拡大(解決済み) PC・仕事効率化・ライフハック

【ピンチ!】パソコン画面が超拡大(解決済み)

在宅勤務、はかどっていますか?(唐突)会社にいればいたで「ちょっといい?」と上司に呼ばれたり、急な来客に対応したりと、仕事が中断することがありますが、在宅は在宅で、小さい子どもがいるご家庭は会社にいるとき以上に仕事のリズムがつくりづらいかと思います。私も1歳の男の子がおりまして、このたび新型コロナウ…
【思い出】会社で出会ったおじさんたち② コラム

【思い出】会社で出会ったおじさんたち②

新卒で勤めていた会社では、残業すると、優しいことに1,000円までなら晩ご飯代を経費で払ってくれていた。それで、残業飯を会社の近くの店に食べに行ってもよいが、夜の時間帯はどの店もお酒が入って騒がしいし、店で注文して食べてる時間がもったいないので、よく出前を頼んだ。 酢豚ですよね・・? 吉井さん(60…
【思い出】会社で出会ったおじさんたち① コラム

【思い出】会社で出会ったおじさんたち①

新卒で入った会社は、創業60年以上続く専門誌を発行する出版社でした。社員は30人ほどで、あまり社内の新陳代謝はなく、社風はゆるやかでアットホーム。そういう会社なので、社員の勤続年数は長く(新卒から定年退職まで勤めあげる人が大半!)、また、自然体で振る舞うことが許される雰囲気があるがゆえにクセがあると…
なぜ?「4月1日生まれ」が一番遅い誕生日なの? コラム

なぜ?「4月1日生まれ」が一番遅い誕生日なの?

なぜ「3月31日生まれ」ではなく、「4月1日生まれ」が学年で一番遅い誕生日なのでしょうか?「4月2日生まれ」が学年で一番早い誕生日というのは感覚的に違和感しかない。新年度は4月1日から始まるのに、生徒は「4月1日」と「4月2日」で分断されてしまう、不自然なこのルール。いったいどこからきたのでしょうか…
【書評】橋下徹「交渉力」結果が変わる伝え方・考え方 書評

【書評】橋下徹「交渉力」結果が変わる伝え方・考え方

ボクが橋下徹さんを知ったのは、「行列のできる法律相談所」というTV番組に弁護士で出演されているのを観てからだ。そのときの印象は、 軽いノリの弁護士だなあくらいに思っていた。当時の橋下さんは、茶髪で下ネタやギャグも披露するチャラい感じで、同じく弁護士として出演していた丸山和也さんという、おじさんと並ん…