【マジック】ヘビ出します!
2020年5月29日

営業マンたる者、エンターテイナーであれ!
それは12年前、ボクが人材派遣会社に勤務しているときだった。
Mさんという、ボクより6歳年上で、当時33歳の男性社員がいた。
Mさんは、「営業マンとは、エンターテイナーなんだ」といわんばかりに、
人を楽しませることに余念が無かった。
自己紹介では、「はじめまして! フランク・ミウラ~です!」といって笑いをとると、
(Mさんの名字は、三浦という。高級時計のフランク・ミューラーにひっかけていた)
さらに、「テンション高め、声高め、アソコは固めです!」と、なにかとシモネタにつなげる人だった。
また、社内のメンバーでカラオケに行ったときは、
ボクにコッソリと、
「EZ DO DANCE(イージー・ドゥ・ダンス)がかかったら、照明を暗くして」
と、耳打ちしておき、
いざその曲がかかると、突然、服を脱ぎだして
「生涯現役♥」と刺繍してあるブリーフパンツ1枚でマイク片手に踊りはじめるような(しかも間奏中は変なMC付き)、常に準備を怠らず、いつも身体を張ったパフォーマンスで周囲を笑わせていた。

納会の挨拶で「マジックをします」事件
ボクは「よくやるなあ」、とは思っていたが、
中でも一番に驚いたのは、某シティホテルの宴会場での忘年会のときだ。
Mさんは自分の納会の挨拶で急に「マジックをします」と言い出した。
他の社員 「?」
Mさん 「ヘビ出します」
他の社員 (また三浦が何かやりだすぞ・・・)
Mさん 「今から電気を落としてください。それで、10秒後に、ゆっくり明かりをつけてください」
と、ホテルのスタッフにマイクで伝えた。
電気が消える。ホテルの宴会場なので、電気を消すとほぼ真っ暗だ。
そして、10秒後・・・
部屋が明るくなったとき、
三浦さんは、パンツをおろし、ヘビなるモノを出していた。

女性社員も見ています。これホント、アウツですね。